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梅に鶯(うぐいす)??
今日は朝から雲一つない素晴らしい青空です。

屋外巡回の途中、まさか梅に鶯(うぐいす)は止まっていないだろうなあと思いながら、敷地内の梅の木へ近づくと、なんと、そのまさかでした。うぐいす色の小鳥が花から花へと飛び移りながら、蜜を吸っています。梅の花のピンクと抜けるような空の青にとても映える光景です。




館内へ戻り、念のため鶯の姿を確認しようとHPで調べてみたところ・・・

梅の木に止まっていた小鳥は鶯ではなく、メジロでした。実は、鶯は警戒心がとても強いため、日の当たる開けた場所よりも茂みや藪の中を好むことから、梅の木に止まることはほとんどないそうです。また、その体の色はわれわれが「うぐいす色」と言っている黄緑色ではなく、どちらかというと、茶色に近いややくすんだ色をしています。(写真下)

※あきた森づくりサポートセンターHPより引用



もし、今日、巡回の途中で「ホーホケキョ」という声を聞いていたら、目の前で蜜を吸う「うぐいす色の小鳥」を1000%、鶯と思い込んでいたと思います。HPで確認することもなかったと思います。そういえば、花札2月の梅の木に止まる鳥も黄緑のうぐいす色だったような気がします。ということはこれもメジロ・・・?




鶯とメジロは上の写真の通り、見た目はそれほど似ていませんが、「梅に鶯」という日本の伝統的な言葉、そして「うぐいす色」のイメージなどから梅によく止まるメジロを鶯と誤認してしまうことが多いそうです。よく止まる理由は梅の花の蜜が大好物とのこと。

今日はパッチリお目目のメジロに会えたおかげで、鶯についてもちょっぴり理解を深めることができました。ちなみに「ホーホケキョ」と鳴くのはオスのみ。




「梅にメジロ」・・・ 改めて当館は四季折々の自然に触れることができることを実感しました。いい武道館です。




| 日記 | 10:50 AM | comments (x) |
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