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科学的トレーニング(測定項目について)

1.安全検査

 最高・最低血圧や脈拍数、肺機能などを調べます。
 また、全身持久力測定には、安静時心電図、末梢血管モニターによるヘモグロビン量などの検査を行います。

  • 末梢血管モニター写真
    【末梢血管モニター】
  • 肺機能
    【肺機能検査】
  • 血圧・脈拍数測定写真
    【血圧・脈拍数測定】

2.形態測定

 身長・体重に加え、体組成測定(筋肉量や体脂肪量など)、骨密度測定(踵の骨での骨の強さを推定)などの測定を行います。

  • 身長測定写真
    【形態測定/身長・体重】
  • 体組成測定写真
    【体組成測定】
  • 骨密度測定写真
    【骨密度測定】

3.基礎体力測定

 安全検査、形態測定に加え、筋力(握力や背筋力)、瞬発力(垂直とび)、柔軟性(長座体前屈)、敏捷性(反復横とびや全身反応時間)、平衡性(閉眼片足立ち)、全身持久力測定(エアロバイクによる最大酸素摂取量)、筋持久力(上体起こし)などを行います。

  • エアロバイク写真
    【全身持久力】
  • 長座体前屈写真
    【柔軟性】
  • 垂直とび写真
    【平衡性】

4.専門体力測定

(1)筋力・パワー測定
安全検査、形態測定、基礎体力測定、栄養調査に加え、下記の測定を行います。
a. 最大筋力・筋持久力

動的な筋力を測定するため、バイオデックスVを使用し上肢・下肢などに異なる角速度を設定して、伸展屈曲運動から最大筋力や伸展/屈曲比など、また、連続運動から筋持久力を評価します。

  • 筋パワー測定写真
  • 筋パワー測定写真
  • 【最大筋力・筋持久力】
b. 無酸素パワー

自転車エルゴメーターを使用して、短時間に発揮されたパワー(最大無酸素パワー)を推定します。また、40 秒間の全力ぺダリング運動から、ミドルパワーを評価します。

  • パワーマックス写真
  • 【無酸素パワー】
(2)全身持久力測定

安全検査、形態測定、栄養調査に加え、トレッドミルや自転車エルゴメーターを使用して、運動中の酸素摂取能力や脈拍数などから、有酸素性運動能力を評価します。

  • 全身持久力測定写真
  • 全身持久力測定写真
  • 【全身持久力】

5.動作分析

 スポーツの様々な場面で発生する「動き」を、バイオメカニクス(生体工学)的な手法で分析(映像合成、軌道分析など)して、動きの向上や改善に役立つ情報を提供します。

6.栄養調査(※専門体力測定を行う方のみ)

日常の食生活、栄養摂取状況を食事調査(1日)から把握して今後の課題を明らかにします。

  • 栄養調査写真
  • 栄養調査写真
  • 【栄養調査】
  • 栄養摂取状況分析写真
  • 【栄養摂取状況分析】

7.心理分析

 競技者の心理的な側面を DIPCA3(心理的競技能力診断検査)から把握して、今後の課題を明らかにします。

  • 心理分析写真
  • 【心理分析】