最高・最低血圧や脈拍数、肺機能などを調べます。
また、全身持久力測定には、安静時心電図、末梢血管モニターによるヘモグロビン量などの検査を行います。
身長・体重に加え、体組成測定(筋肉量や体脂肪量など)、骨密度測定(踵の骨での骨の強さを推定)などの測定を行います。
安全検査、形態測定に加え、筋力(握力や背筋力)、瞬発力(垂直とび)、柔軟性(長座体前屈)、敏捷性(反復横とびや全身反応時間)、平衡性(閉眼片足立ち)、全身持久力測定(エアロバイクによる最大酸素摂取量)、筋持久力(上体起こし)などを行います。
動的な筋力を測定するため、バイオデックスVを使用し上肢・下肢などに異なる角速度を設定して、伸展屈曲運動から最大筋力や伸展/屈曲比など、また、連続運動から筋持久力を評価します。
自転車エルゴメーターを使用して、短時間に発揮されたパワー(最大無酸素パワー)を推定します。また、40 秒間の全力ぺダリング運動から、ミドルパワーを評価します。
安全検査、形態測定、栄養調査に加え、トレッドミルや自転車エルゴメーターを使用して、運動中の酸素摂取能力や脈拍数などから、有酸素性運動能力を評価します。
スポーツの様々な場面で発生する「動き」を、バイオメカニクス(生体工学)的な手法で分析(映像合成、軌道分析など)して、動きの向上や改善に役立つ情報を提供します。
日常の食生活、栄養摂取状況を食事調査(1日)から把握して今後の課題を明らかにします。
競技者の心理的な側面を DIPCA3(心理的競技能力診断検査)から把握して、今後の課題を明らかにします。