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「梅の花」と「令和」
 柔らかい日差しの中、屋内相撲場の横では紅梅が咲いています。先週はつぼみばかりでしたが、あっという間に数輪が開花しました。

 そういえば、新元号の「令和」は梅の花と密接な関係が・・・

 日本に現存する最後の和歌集である万葉集には、梅を詠んだ歌は120首、桜については44首であることから、いかに梅が愛されていたかがわかります。

 平成に代わる新しい元号「令和(れいわ) 2019年4月1日 閣議決定」の出典は、「万葉集」第五、梅花(うめのはな)の歌 三十二首。

 「初春令月、気淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香

 「初春(しょしゅん)の令月 (れいげつ)にして、氣淑(きよ)く風和ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香を薫らす」

 新元号「令和」に込めた意味について、当時の安倍晋三首相は、「悠久の歴史と香り高き文化、四季折々の美しい自然、こうした日本の国柄をしっかりと次の時代へと引き継いでいく、厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込めた」と語っています。


 


| 日記 | 01:13 PM | comments (x) |
心技体
 卯辰山相撲場の入口には「心技体」と書かれた大きな石碑があります。これは第65回高校相撲金沢大会(1981年)を記念して建てられたものです。


 相撲は、単に勝負を争う競技ではなく、五穀豊穣などを祈る神事として始まったため、力士には礼儀作法が厳しく求められ、ただ勝てば良いというものではありませんでした。


 定期巡回に行くたびに目にしていた石碑ですが、雪の中でどっしり力強く構える姿を見ると、改めてその存在感が伝わってきます。

 




| 日記 | 01:27 PM | comments (x) |
探訪・四字熟語・総集編
 去年の4月よりスタートした四字熟語シリーズも30回を数えました。たくさんある四字熟語のうち、ほんの一部のご紹介でしたが、改めてこれまでの30回分をまとめてご紹介いたします。

(1) 「雲外蒼天」うんがいそうてん
   試練を乗り越えれば、素晴らしい結果が待っている
(2) 「勇往邁進」ゆうおうまいしん 
   恐れることなく、ひたすら目標・目的を目指して真っすぐに突き進むこと
(3) 「一言芳恩」いちごんほうおん 
   ひと言声をかけてもらったことを忘れずに感謝すること
(4) 「精神一到」せいしんいっとう 
   精神を集中して努力すれば、どんなことでも成すことができる
(5) 「点滴穿石」てんてきせんせき 
   小さな努力を続けた結果、大きな成果となること
(6) 「確乎不抜」かっこふばつ 
   意志がしっかりしていて動揺しないさま
(7) 「一意奮闘」いちいふんとう 
   心を一つのことに集中し、戦うこと
(8) 「剛毅木訥」ごうきぼくとつ 
   意思が強く強固で、飾り気がないこと
(9) 「清心事達」せいしんじたつ 
   心を清らかにすれば事を達成できる
(10) 「湛然不動」たんぜんふどう 
    静かに落ち着いて揺るがないこと
(11) 「意気軒昂」いきけんこう 
    やる気に満ちた前向きな心意気
(12) 「磨励自彊」まれいじきょう 
    大いに修行して、自ら努め励むこと
(13) 「乾坤一擲」けんこんいってき 
    運命をかけて大勝負をすること
(14) 「一念通天」いちねんつうてん 
    強い信念をもってたゆまず努力を続けていけば、必ず成し遂げられるということ
(15) 「万里一空」ばんりいっくう 
    目標を見失わずに、努力し続けること
(16) 「洗耳恭聴」せんじきょうちょう 
    相手の話を耳を澄まして、礼儀正しく聴くこと
(17) 「百折不撓」ひゃくせつふとう 
    何度失敗しても挑戦し続けること
(18) 「切磋琢磨」せっさたくま 
    学問、精神、人格などを努力して磨き上げること
    同じ目標を持つ友人同士が競い、励まし合って互いに向上していくこと
(19) 「天空海闊」てんくうかいかつ 
    度量が大きく、こだわりのないこと
(20) 「積羽沈舟」せきうちんしゅう 
    小さな努力も積み重ねていけば、大きな結果となる
(21) 「力戦奮闘」りきせんふんとう 
    持っている全ての力を振り絞って戦うこと
(22) 「壮士凌雲」そうしりょううん 
    積極的に高みを目指すこころざしのこと
(23) 「明察秋毫」めいさつしゅうごう 
    どんな小さなことも見逃さない非常に優れた洞察力のたとえ
(24) 「晴雲秋月」せいうんしゅうげつ
    汚れがなく、澄みきった美しい心のたとえ
(25) 「一生懸命」いっしょうけんめい
    全力で物事に取り組むこと
(26) 「冬夏青青」とうかせいせい
    どんなときも変わらない固い信念のこと
(27) 「敢為邁往」かんいまいおう
    目的に向けて困難をものともせず、まっしぐらに進んでいくこと
(28) 「一心不乱」いっしんふらん
    一つのことに心が向かい、他のことに乱されることが無いさま
(29) 「剣心一如」けんしんいちにょ
    正しい剣の修行をすれば正しい心を磨く結果になる
(30) 「堅忍不抜」けんにんふばつ
    どんなことがあっても心を動かさず、じっと我慢して耐え忍ぶこと

 




| 日記 | 10:58 AM | comments (x) |
雪はなぜ「雪(ゆき)」?
 雪はなぜ「ゆき」と発音するのか、なぜ雨かんむりにヨと書くのか・・・ これまで雪だるまを作ったり、雪合戦をしたり、雪かきをしたり、雪道で転んだり、雪にタイヤがはまったりなど、長い間、雪と関わってきましたが、雪はなぜ「雪(ゆき)」なのか、今まで考えたこともありませんでした。

 読み方の由来については諸説あるようですが、有力とされる「斎潔(ゆきよし)」からの説では、「斎(ゆ)」は神聖であること、「潔(きよし)は汚れがないことを意味しているそうです。

 また、雨かんむりの下のカタカナの「ヨ」は、彗星の彗(ほうき)を簡単にしたもので、「雪」という字には汚れを払ってきれいに掃き清めるという意味があるとのことです。

 今日の青空と見事なコントラストをみせる弓道場に積もったまぶしく輝く白い雪を見ていると、読み方の由来、字体の由来ともに納得です。先人の見事な感性に感服しました。


 


| 日記 | 03:48 PM | comments (x) |
探訪・四字熟語(30) 「堅忍不抜」
 堅忍不抜(けんにんふばつ)



 <意味>・・・どんなことがあっても心を動かさず、じっと我慢して耐え忍ぶこと


 


| 日記 | 08:00 AM | comments (x) |
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