2023年03月26日
京都大学文学部哲学科で主任教授西田幾多郎先生の教えを受け、卒業後は哲学者、教育者として活躍された森信三先生[明治24(1896)年~平成4(1992)年]の数々の名言は、進むべき方向、道などわれわれの生き方に多くの示唆を与えてくれています。
その英知に溢れ、人の心を動かす教えは、武道にも相通ずるものがあるような気がします。今回、その一部をご紹介します。 【森信三先生 名言12選】 ・たびたび申すことながら諸君!! この人生は、二度とないのです。 ・一生の志を立てることが根本です。つまり自分の生涯を貫く志を打ち立てるということです。 ・できないというのは、本当にする気がないからです。 ・結局最後は、「世のため人のため」という所がなくては、真の意味で志とは言いがたい。 ・例外をつくったら、だめですぞ。今日はまあ、疲れているからとか、夕べはどうも睡眠不足だったとか考えたら、もうだめなんだ。 ・「先の見通しがどれほど利くか」、「どれほど他人の気持ちの察しがつくか」、「何事についても、どれほどバランスを心得ているか」この3つで、人間の知恵は一応わかる。 ・逆境は神の恩寵的(おんちょうてき)試練なり ・しつけ三原則・・・「ハイの返事」、「あいさつ」、「はきものをそろえる」 ・人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。 ・内面的に強くなることです。他の一切のことはすべてそれからのことです。 ・時を守り、場を清め、礼を正す ・一生を真に充実して生きる道は、結局今日という一日を真に充実して生きる外ないでしょう。実際一日が一生の縮図です。
| 日記 | 09:52 AM | comments (x) |
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