2023年03月06日
今日は二十四節気の一つ、「啓蟄(けいちつ)」です。
啓(けい)は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土の中で冬ごもりしている虫」を意味し、冬ごもりをしていた虫たちが土の中から出てくる頃を表しています。 また、立春を過ぎてから初めて鳴る雷を「初雷(はつらい)」と言います。初雷は啓蟄の頃にもよく発生することから、虫たちや生き物たちに春を知らせ、目覚めさせるとして「虫出しの雷」とも言われています。地球の目覚まし時計です。 こうした季節を感じる豊かな言葉、そして、それらをつくり上げた先人の感性にも触れながら、われわれも五感で春を感じとっていきたいところです。 ちなみに雷の発生する原因の一つが寒冷前線です。この時期、日本列島には寒冷前線が発生しやすくなるため、気温の寒暖差にも要注意の時期といえます。 ※当館敷地で見つけた虫の玄関らしきもの
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