2023年01月05日
竹にフシがなければ、ズンベラボーで、とりとめがなくて、風雪に耐えるあの強さも生まれてこないだろう。竹にはやはりフシがいるのである。
同様に流れる歳月にもやはりフシがいる。ともすれば、とりとめもなく、過ぎていきがちな日々である。 せめて、一年に一回はフシを作って、身辺を整理し、長い人生に耐える力を養いたい。そういう意味では、お正月は意義深くて、おめでたくて、心も改まる。 常日頃、考えられないことも考えたい。無沙汰のお詫びもしてみたい。そして、新たな勇気と希望も生み出したい。 すがすがしくて、さわやかで、お正月はいいものである。 松下幸之助(実業家、発明家、著述家) ※令和5年1月4日撮影 卯辰山
| 日記 | 07:00 AM | comments (x) |
|