2011年04月01日
県立武道館が平成20年4月から指定管理に移行されて3年が経過しました。その間、武道施設の一元化が図られるよう、新たに屋内相撲場も併設されました。県の直営時より若干職員数が減となる中で、利用者の方々の利便性を考慮し、駐車場の整理や確保、職員の接遇はもとより、礼を重んじる武道の習わしが、教室に通う子どもたちの挨拶にまで生かされるよう意を注いでまいりました。
アンケートをはじめとする外部評価では、概ねご満足いただける回答が多数でしたが、中には厳しいご意見もあり、そういったご指摘を十分に踏まえて今後の運営に当たっていくことが大切と感じております。 さて、今冬の道場にはまさに寒気が身を刺すという表現がピッタリするほどの厳しさがありました。 子どもたちは、普段家庭では経験できない床や畳の冷たさを感じながら、休むことなく稽古に参加してくれました。この経験は豊かさや便利さの中で見失いがちなたくましさ、忍耐力、自制心を育み、大きな財産となってくれることでしょう。また、大会においても一回戦で敗退していた子どもたちが、以前よりもねばり強い試合ができるようになりました。試合がすべてではないものの、試合に勝てるよう努力し工夫することによって、一段とたくましくなる姿を期待しながら指導に当たってまいりたいと思います。
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