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長月
 9月に入りました。9月は長月(ながつき)とも言われます。

 長月の語源は諸説あるようですが、もっとも有力だとされている説は「夜長月(よながつき)」と呼ばれていたものが「長月」に転じたというものです。

 一日一日、日が短くなっていく中で、虫の音、紅葉、味わい深い食材など、秋の風物詩はその存在感を徐々に高め、われわれに本格的な秋が近づいていることを知らせてくれています。


 


| 日記 | 12:01 PM | comments (x) |
二百十日
 今日は二百十日(にひゃくとおか)。立春(2月3日)から数えて210日目の日です。 

 この時期、台風が相次いで襲来し、農作物が被害を受けることがよくあり、先人たちの経験が警戒を呼びかける知恵として江戸時代から暦に記載されてきたものです。

 また、この日の前後には、有名な越中八尾の「風の盆」など、風害をしずめ豊作を祈るための祭りも催されてきました。

 二百十日といえば、夏目漱石が1906年(明治39年)に発表した「二百十日」。久しぶりに読み返してみようかと思っています。


 ※武道館最上階から見たけさの医王山

 

 


| 日記 | 11:00 AM | comments (x) |
武道館上空の月
 今日は朝から抜けるような青空です。そんな青一色の武道館上空に月の姿も見ることができます(写真右)。何となく得をしたような気分です。

 ここで「月」のつく四字熟語、調べてみました。文字を見るだけでも趣が伝わってきます。ほんの一部だけご紹介します。

 ・松風水月(しょうふうすいげつ) → 澄んだ心で、自然を鑑賞する心境のこと。また、すがすがしく高潔な人柄。

 ・風月無辺(ふうげつむへん) → 自然の風景がこの上なく美しいこと。

 ・春花秋月(しゅんかしゅうげつ) → 自然の清らかな美しさをたとえたもの。

 太陽に比べて月の存在感は控えめですが、四字熟語になるとすごいパワーを発揮しているようです。


 


| 日記 | 11:07 AM | comments (x) |
心地よさ
 処暑を過ぎても暑い日が続いていますが、当武道館の屋内相撲場横のアメリカ楓のトンネルに一歩足を踏み入れると、ひんやりとした心地よい空気を感じます。

 トンネルを出て、太陽の顔を見るとまた汗がじりじりと・・・。 遊歩道をもう一周して再びトンネルへ戻ってみました。すると、さっきよりも一段とひんやりが心地よく伝わってきます。

 心地よさというのは、その対極に一旦自分を置くからこそ、一層はっきりと自覚できるような気がします。

 つらい稽古を終えた後の心地よい疲労感や満足感と同じかもしれません。


 


| 日記 | 10:00 AM | comments (x) |
鎌倉時代から・・・
 当武道館の弓道場には、先端に紡錘状のものが取り付けられた珍しい矢が飾られています。

 今から43年前に行われた当館弓道場落成式において当時の県弓道連盟会長の宮田庄太郎氏(範士八段)が蟇目(ひきめ)の儀を奉じた際に用いられた矢です。

 蟇目の儀とは鎌倉時代から大事の前の安全祈願として行われていた儀式で、内部がくり抜かれた木製の蟇目鏑(ひきめかぶら)を矢の先に取り付けて飛ばすことにより、音を発して邪気を払うとされています。

 実際にどんな音を発するのか、とても興味あるところです。その音が鎌倉時代から続くと思うと、さらに興味深くなってきます。

 
 
 

| 日記 | 02:57 PM | comments (x) |
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